BOOK DETAILS

文化資本
クリエイティブ・ブリテンの盛衰

ロバート・ヒューイソン【著】
小林 真理【訳】

A5判変型/並製/324頁
本体 2500円+税
ISBN978-4-902078-48-0
2017年11月刊行

正誤表 |  フライヤー

「国は芸術を振興しない。芸術が国を振興するのである」。
ブレア首相のマニフェストで幕明けした、芸術文化と政治の新しい関係。

新自由主義の時代に、世界的に見ても成功した政策のひとつと評価される
クリエイティブ・ブリテンがもたらした英国黄金時代の顛末とは。

文化資本とは何か? 芸術文化の再分配は可能か? 
 
クール・ジャパン、アーツ・カウンシル、オリンピック・パラリンピック、レガシー……と、
追随するかのような日本は、英国の経験から何を学び取るのか。

目次
まえがき
序 章 「黄金時代」
第1章 ニュー・パブリック・マネジメントのもとで
第2章 クール・ブリタニア
第3章 少数の人ではなく、多くの人に
第4章 アメーバ――その所産
第5章 目標などくそくらえ
第6章 鉛の時代
第7章 オリンピックの環
第8章 少数のために、多くの大衆のためではなく
終 章 ホワッツ・ネクスト?
訳者あとがき
原注
索引

【著 者】
ロバート・ヒューイソン Robert Hewison
1943年生まれ。英国の文化史家。長年、The Sunday Times(1981-2016)、Art Newspaper、Apolloなどに執筆。シンクタンク「デモス」の仲間として文化的コンサルタントも行うなど、現代の文化と文化政策の発展に積極的に関わっている。ランカスター大学、オックスフォード大学、ロンドン市立大学の教授を歴任し、現在はランカスター大学ラスキンセンター名誉教授。ラスキン研究や現代の文化史を中心に、『The Heritage Industry』(1987)、『Culture and Consensus: England, Art and Politics since 1940』(1997)、『Ruskin on Venice: The Paradise of Cities』(Yale University Press, 2009)など著書多数。

【訳 者】
小林 真理 Mari Kobayashi
東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門は、文化経営学、文化資源学。文化政策と法、文化行政の制度や方法に関する研究を行う。主な著書に『文化権の確立を目指して―文化振興法の国際比較と日本の現実』(勁草書房・単著)、『アーツ・マネジメント概論』(水曜社・共著)『指定管理者制度―文化的公共性を支えるのは誰か』(時事通信社・編著)、『公共劇場の10年―舞台芸術・演劇の公共性の現在と未来』(美学出版・共編著)、『行政改革と文化創造のイニシアティヴ―新しい共創の模索』(美学出版・編著)がある。

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